回想法レクレーション
出前講座

昔を語る会

懐かしい映像をご覧いただきながら、思い出した事を語っていただきます。一般市民が撮影した昭和30年から40年代までの写真や8ミリフィルム映像を使用します。進行役のリーダーは、参加者の反応を見ながら昔の回想を促す質問をしていき、リーダーが出現した話題を膨らませ、グループで楽しく語り合うというレクレーションです。映像だけでなく、「物」を見たり、触れたり、そして時には昔の歌を歌ったり、昔の遊びなどをしながら、当時の事をたくさん思い出して語り合っていただきます。

基本的にグループセッションで行いますが、5〜6名より最大15名程度となります。(会場によって異なります)
人数が多すぎると一人あたりの発言回数が減りますので、なるべくたくさんお話ししていただくために、できるだけ少人数のセッションをお勧めいたします。

回想法とは

回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染みの深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、近年は認知症の方へのアプローチとして注目され、NHKや各民放のニュースなどでも取り上げられています。

クリップクラブでは特定非営利活動法人20世紀アーカイブ仙台との協力により、大正・昭和の出来事、風俗、風景など、写真・8mmフィルム映像・音楽など、回想法に活用できる素材を入手することができております。

私たちの想い

〜まだまだこれから続く笑顔を願い〜

高齢化社会とは、総人口のうち65歳以上の人口の比率が7%を越えた社会を指します。日本では1970年(昭和45年)がその初めと言われて49年。2017年(平成29年)の調査では老人の比率が27.7%となり、超・超高齢化社会と言われており、今後ますます顕著になることには間違いありません。

これからの高齢者の方々がいかに老後を有意義に、楽しく、生きがいを感じて過ごすかが大きいテーマとなっております。

この回想レクレーション「昔を語る会」によって、昔を懐かしみ、思い出を語り合うことで脳を活性化させ、認知症予防につなげる活動であること。昔を語り合うことで交流を図り、その後の仲間づくりにつなげること。その目的のために、最近大きな注目を集めている回想法を利用し、高齢化社会に少しでも貢献できるように企画したものです。

講座進行詳細

第一部「昭和の生活道具」

第二部「8ミリフィルム映像・上」

第三部「ふるさと自慢&一緒に歌おう 昭和の歌謡曲」

講座概要

実施対象 医療関連施設、高齢者施設、公民館など
講座時間 45分~90分で設定可能
実施機材 プロジェクター、DVD再生機、スクリーンなど
実施エリア 東北六県
実施料金 50,000円~

※進行および内容など様々なご要望にお応えいたします。

※実施料金については、遠隔地などによる宿泊や交通費、実施概要によって決めさせていただいておりますので、事前にご相談ください。

ご依頼の流れ

協賛

特定非営利活動法人
20世紀アーカイブ仙台 オフィシャルHP